免アレ・膠原病

Raynaud現象

Raynaud(レイノー)現象

Raynaud(レイノー)現象とは寒冷刺激やストレスにより引き起こされる、手足の末梢動脈が発作的に収縮し、手足が蒼白になる症状である。 原因不明のRaynaud病の他、続発性のRaynaud現象として、強皮症や全身エリテマトーデス(SLE)…

抗体依存性細胞障害(ADCC)

抗体依存性細胞障害(ADCC)

抗体依存性細胞障害(ADCC)とは、NK(ナチュラルキラー)細胞などFcレセプターを有するエフェクター細胞が標的細胞上の抗原を認識したIgGをFc部分で結合し、標的細胞を破壊する細胞傷害活性である。 エフェクター細胞には他に、マクロファージ…

減感作療法

減感作療法(アレルゲン免疫療法)

患者にアレルゲンを投与して、免疫寛容を惹起することを目的とした治療で、アレルゲン免疫療法や脱感作療法などとも言われる。 これはアレルゲンへの暴露が実質不可能で、そのアレルゲンが原因であるのが明白である場合に行う。 方法は皮下投与で、原因アレ…

リウマトイド因子

リウマトイド因子

リウマトイド因子(rheumatoid factor:RF)は自己抗体(自己の身体の成分に対する抗体)の一種で、変性IgGのFc部分に対する自己抗体である。とくに関節リウマチ患者の約80%で陽性を示す。 しかし、関節リウマチ以外の膠原病でも…

側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)の疫学・症状・診断・治療

側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)の疫学、症状、診断、治療

側頭動脈炎(TA:temporal arteritis)とは、大動脈とそれから頸部に上行して分岐する動脈の炎症で、主に頸動脈や浅側頭動脈、眼動脈、顔面動脈などを主病変とする疾患です。しばしばリウマチ性多発筋痛症(PMR)を合併します。 疫学…

中枢性免疫寛容と末梢性免疫寛容の違い

中枢性免疫寛容と末梢性免疫寛容|免疫寛容

ヒトの体の中に存在するリンパ球1つ1つは、それぞれ1:1に対応した抗原に反応するようになっている。 そしてこのようなリンパ球が無数に存在しているので、ヒトは体に侵入してきた様々な抗原に対して柔軟に対応できるような機構を持っているのである。 …

免疫グロブリンのクラススイッチとは

免疫グロブリンのクラススイッチ

クラススイッチとは、B細胞が免疫グロブリンをあるものから別のもの(たとえばIgMからIgGへ)に変化させる生物学的機能である。このとき抗体のH鎖定常領域のみ変化し、H鎖可変領域は変化しないため抗原特異性には影響はない。抗体は同じ抗原に対し特…

プロバイオティクスの効果と種類

プロバイオティクスとは、腸内腐敗や腸内有害細菌の機能を抑制する特定の菌株を元に作られた製品・食品のことです。私たちは、バクテリアを普段”病気の原因”と認識しがちですが、プロバイオティクスは、逆に腸内環境の健康的なバランスを保っている体に良い…

高安動脈炎(大動脈炎症候群)と側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)の違い|血管炎症候群

高安動脈炎(大動脈炎症候群)と側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)

  高安動脈炎(大動脈炎症候群) 側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎) 好発 アジア、中近東の20~30代若年女性 50歳以上の中高年女性 症状 発熱、血管痛、易疲労感、倦怠感、心不全、狭心症など 不明熱、関節痛、側頭部を中心とした発赤、…

重症筋無力症とLambert-Eaton(ランバート・イートン)症候群の違い

重症筋無力症とLambert-Eaton(ランバート・イートン)症候群

  重症筋無力症 Lambert-eaton症候群 疫学 20~40歳代女性、または50歳以上の男性に多い 40~70歳代の男性、肺小細胞癌に合併するケースが多い 原因 抗AchR抗体、胸腺腫 神経終末の電位依存性Ca2+チャネル…