病態生理

低Na血症の原因と治療

低Na血症の原因と治療

低Na血症とは、血清Na濃度が136mEq/L未満になることをいいます。低Na血症になると、精神錯乱や頭痛、悪心、重度になると痙攣、昏睡状態に陥ります。 血清Na濃度 症状 130mEq/L以上 一般的には無症状 120〜130mEq/L …

ビタミン欠乏症とゴロまとめ

ビタミン欠乏症とゴロまとめ

ビタミンA 夜盲 ありえない夜 ビタミンB1 脚気(末梢神経障害)Wernicke脳症高拍出性心不全乳酸アシドーシス 敏腕駆け出し(脚気)、上に行け(ウェルニッケ) ビタミンB12 巨赤芽球性貧血亜急性連合性脊髄変性症Hunter舌炎 住人…

発熱のメカニズム

発熱のメカニズム

細菌やウイルスなどの外因性発熱物質(パイロジェン)が血中に入ると、白血球やマクロファージなど活性化された免疫系がサイトカインと呼ばれる内因性発熱物質を放出する。 主要なサイトカインは、IL(インターロイキン)-1およびIL-6である。またマ…

骨粗鬆症をきたす疾患

骨粗鬆症をきたす疾患

骨粗鬆症(英:osteoporosis)は加齢や病気などが原因で、骨量の低下をきたしたものである。骨粗鬆症を患った患者は軽度のストレスで前腕や腰椎を骨折し、高齢者の骨折原因としても骨粗鬆症が最も多いとされている。 一般に前腕の骨が最も折れや…

α受容体とβ受容体の違い

α受容体とβ受容体

α受容体とβ受容体はともに交感神経作用を有するカテコラミンが結合するGタンパク質共役型受容体である。 α受容体はα1、α2の2種類、β受容体はβ1、β2、β3の3種類のサブタイプに分かれている。 ノルアドレナリンはα1、α2受容体に同程度に…

ばち指

ばち指が示唆すること、またその発生機序は?

ばち指とは、手指と足趾の先端が太鼓のばちのように肥厚することからこの名前がつけられた。 この症状自体に痛みはないが、重大な病気を示唆することが多い。ばち指の明確な機序は不明だが、低酸素血症に陥っている時や動静脈シャントを生じる疾患、悪性腫瘍…

チアノーゼとは

チアノーゼ

チアノーゼとは、低酸素血症の時に、爪床や口唇、粘膜が青紫色である状態をいう。これは還元型ヘモグロビン5g/dl以上の状態で表れる。 中枢型チアノーゼと末梢型チアノーゼがあり、前者は動脈血で還元型ヘモグロビンが5g/dl以上、後者は静脈血で還…

胸腺の機能

胸腺の機能

胸腺(thymus)とは一次リンパ免疫系臓器である。胸腺内では、リンパ球が成熟し、ここで分化したリンパ球を胸腺由来リンパ球T細胞(Thymus derived lymphocytes)と呼ぶ。T細胞は細胞性免疫に重要

アドレナリンとノルアドレナリンの違い

アドレナリンとノルアドレナリンの違いは?

アドレナリン、ノルアドレナリンなどのカテコール核をもつ生体アミン(カテコラミン)の生合成はともに、チロシンから始まります。チロシンはフェニルアラニンヒドロキシラーゼ酵素によるヒドロキシル化によってフェニルアラニンから生成されます。 チロシン…

アニオンギャップ(AG)

人体は電気的に中性に保たれており、体液中の陽イオンと陰イオンの総和は常に等しく、バランスが保たれている。 以下の式は、血中の主な陽イオンと陰イオンの総和で成り立つ等式である。 Na++K+ = Cl–+HCO3–+有…