医師国家試験合格に向けてのポイント、あなたは今から何をすべきか?

投稿日:2017年6月8日 更新日:


医師国家試験は、みんなと同じにように勉強すれば合格する試験、ですがとはいえ舐めてかかったら落ちます。

これは別に管理人の僕が実際に体験して思った話ではなく、周りの後輩達をみて思うのです(僕の後輩は無事2016年3人落ちてましたw)。

昨今、臨床に即した試験問題が増え、医師国家試験も年々丸暗記では通用しなくなってると思います。

正確には、丸暗記する部分+実際の臨床をイメージさせて「そのときあなたはどうするか?」みたいなことを考えさせる問題が増えてます。見方を変えれば、これをクリアできた学生は臨床推論能力が培われており、即戦力として活躍できる可能性を持っているということで良問揃いとの見方もできますが、受験生からするともっと問題簡単にして早く医者にさせて!!と思うのが普通ですよね。w

僕も医学生時代は、遊んでばかりでしたのでそんなことばかり思ってました...wここでは皆さんより少しだけ早く医者になった僕から、医師国家試験の合格のための勉強法のアドバイスを自分自身の足跡を必死に思い出しながら書いていきたいと思います。

まず解剖や生理学をないがしろにしないこと

国家試験対策において、解剖や生理学を一から勉強しろ、とは言わないですが、5〜6年生で国試対策始めると、どうしてもQBなどの5択問題から勉強し始めがちじゃないですか??

ですがいきなり、国試対策のために、過去問からやり始めても選択肢の丸暗記になり、ほとんど勉強になりません。

まずは予備校のビデオを見るもいいでしょう。授業で出てきた時に2、3年の時の参考書を探して、都度解剖や生理学から考え直してみてください。

(ちなみに僕は、5年生であらかた過去問を解き終えた結果、6年になって全く身についていないことに気づき、再度基礎から勉強し直しましたw)

復習には穴埋め系の問題集が易しくて覚えやすいです。




問題を解く時は間違いの選択肢も考えること

「以下の選択肢の中で正しい答えを選べ」みたいな問題があったときは、間違いの選択肢の理由も一応チェックし覚えておきましょう。

答えはaやな。さぁ次々・・」って感じに、さくさく問題を解きすすめるのではなく、このとき同時に誤りの選択肢も「なぜこの問いが誤りなのか?」まで考えきってから次の問題に進むべきです。

これは案外、過去の間違いの選択肢が翌年の試験で、正解の選択肢になっているということがよくあるからです。

噂によると出題者が2〜3年で交代しています。つまりCBTと同じようにプール問題を翌年の試験の参考にしたりするみたいです。

たとえ答えだけ覚えて受かっても、研修医になったときに頭スカスカで絶対苦労すると思います。やるからには本質まで突き詰めて勉強するといいと思います。

ゴロに頼らないこと

ゴロを覚えるための暗記とか本当に無駄ですからねwもちろん、中には暗記が必要な部分もありますが、基本的には1個1個の症候を病態生理で考えて覚えると定着しやすいです。

たとえば、「ガストリンが胃酸分泌促進、セクレチンが胃酸の抑制」みたいな知識も完全丸暗記ではなく、以下のように

「空腸に胃酸がそのまま流れると潰瘍ができるので、ある程度アルカリ性で中和したい(pHを下げたい)。そのため十二指腸でセクレチンを分泌し膵液の重炭酸濃度を上昇させ、それによって胃酸を中和する。したがって、セクレチンは胃酸に抑制的に働く。」

と、頭の中で理屈を引っかけながら僕は覚えるようにしました。

それを、
セクレチンは十二指腸です(十二指腸S細胞)。水曜(膵臓)に10炭酸(重炭酸)で胃がおかしい(胃酸分泌抑制)。

みたいな語呂合わせで無理やり覚えようとすると、短期的にしか知識になりませんw(第一、ゴロ合わせを覚えるのだけでも大変)

MRIやCTなどの画像は徹底暗記

先ほど言ったことと矛盾してますが(笑)、臨床に重きを置いた問題の出題傾向がある昨今、CTやMRIなどの画像解読が決め手になる問題も多いです。

画像所見だけは、理屈で考えても無駄。

まずは普段からMRI、CT、X線、尿沈渣、血液塗抹標本などを見慣れておき、出てきたら秒速で画像だけで疾患が答えれるようにしておくと一瞬で答えが分かったりします。

できるだけ、5年生のうちからクリクラで学んだ画像の読影ポイントはメモしておきましょう。

こんな感じでEvernote活用するのもイイかもですネ!!

参考:一刻を争う救急医療の現場で Evernote が使われるワケ – 吉永医師に聞く




臨床実習にちゃんと出席する!笑

僕は、クリクラはサボりまくってましたので、言いにくいですがやはり臨床実習にちゃんと出ることは大事だと思います。

座学で学んだことはすぐ忘れますが、実習で自分の目で見た患者さんや機器などは非常に印象に残りやすいです。ちょっとでも分からないことがあれば大学の先生や院生にその場で質問しまくるといいと思います。

朝早くて、カンファとかも眠すぎてだるいのは分かりますが、やはり国試で必修落ちする人はクリクラやポリクリをないがしろにしていた人ばかりだと思います。

最後に、医師国家試験は非常に恥ずかしい...

とはいえ、医師国家試験は現状まだまだ90%は合格する試験なんですよ(苦笑)

これに落ちると、身内からは半永久的にバカにされます。せっかく医学部に入ったのに、医者になれないとか恥ずかしすぎますよ...

まず自分だけ我流で勉強せずに、ある程度周りと足並み揃えておくことも重要です。周囲の友達が買っている参考書を買い、周囲が見ている予備校のビデオを見て、周囲がサボってるときは自分もサボりましょうw

友達と一緒に勉強した内容ってめちゃくちゃ頭に入りますしね!!

けっこう国試落ちする人は、友達がいなく、周りと孤立している人が多い気もします。

あとはチャラい先輩の言うことはあまり当てにしない方がいいですw

中には、「国試の勉強は夏からでも大丈夫」とか平気で言う人もいますからね。当然それでいける人もいると思いますが、まず人によって脳のキャパシティや理解力も違いますので、模試とか学内順位を見ながら自分を客観的に分析してください。

できてないところがあったら、それをポジティブフィードバックで、再び予備校のビデオ見るなり、問題解きまくるなりしてると、国家試験は絶対通ります。

それでは頑張ってください。ありがとうございました。

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