直接(抱合型)ビリルビンと間接(非抱合型)ビリルビン

投稿日:2017年6月25日 更新日:

ビリルビンとは赤血球が主に脾臓などの網内系で壊されて出てくるヘモグロビン代謝産物である。ヘモグロビンは、ヘムとグロビンに分解され、そのグロビンから鉄が外れたビリベルジンが間接(非抱合型)ビリルビンとなる。

間接ビリルビンは、不溶性かつ毒性があるため、肝臓に運ばれグルクロン酸抱合を受け、直接ビリルビンに加工される。

非常にOH基が豊富である。なんとも水に溶けやすいこと・・

直接ビリルビンの多くは胆汁酸に入り、十二指腸に分泌される。胆汁酸の大部分は回盲末端部で再吸収され腸肝循環に入るパートと、大腸に入るパートに分かれる。

腸内細菌は、直接ビリルビンを脱リン酸化し無色のウロビリノゲンに代謝し、これを酸化してウロビリンおよびステルコビリンを産生することができる。

このステルコビリンは大便の茶色のもとである。また代謝されなかったウロビリノゲンは腸肝循環で再吸収され、一部腎臓で濾過され尿中に排泄される。このウロビリノゲンが尿の黄色のもとである。

網内系:単球およびマクロファージなどの貪食細胞によって、異物や有害物質を排除するためにあるフィルターのような組織。網内系は細胞性免疫と液性免疫によって、マイコバクテリアや真菌、細菌、ウイルスなどの微生物に対して防御を預かっている。マクロファージは貪食と消化により老化赤血球、白血球、巨核球を除去している。

-消化器科

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