動脈と静脈

投稿日:2017年10月5日 更新日:

動脈

酸素を豊富に含む血液を心臓から全身の組織に運ぶ血管。ただし、肺動脈と臍帯動脈は例外で静脈血を運んでいる。

動脈は外膜、中膜、内膜の3層構造である。外膜はコラーゲン繊維からなる結合組織である。中膜は弾性繊維と平滑筋からなり、弾力性に富むことでクッションとしての役割を果たしている。内膜には内皮細胞があり、血管の収縮と拡張による血圧コントロールや血液凝固などに関与している。血液が流れる内部空洞は血管腔と呼ばれる。

動脈系には、大動脈、動脈、細動脈の3種類ある。細動脈は微小循環系を構成する主要血管であり、交感神経の影響を強く受け、血管抵抗により血圧の維持に関わっている。

静脈

全身の組織へ酸素を渡し、不要物を受け取った血液を心臓へ戻す血管。ただし、肺静脈と臍帯静脈は例外で動脈血を運んでいる。

動脈よりも薄く、筋も少ない。逆流を防止するためのが存在する。

人体の中で最大の静脈は大静脈であり、上大静脈下大静脈で合わさって右心房に流入している。上大静脈は頭や腕から、下大静脈は下半身や腹部の血液を集め右心房に戻している。下大静脈は後腹膜で腹部大動脈の右を脊柱に沿って伴走している。

-循環器科

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