α受容体とβ受容体

投稿日:2017年10月2日 更新日:

α受容体とβ受容体はともに交感神経作用を有するカテコラミンが結合するGタンパク質共役型受容体である。

α受容体はα1、α2の2種類、β受容体はβ1、β2、β3の3種類のサブタイプに分かれている。

ノルアドレナリンはα1、α2受容体に同程度に作用し、β1受容体にも作用するが、β2受容体への作用は非常に弱い。アドレナリンはα、β作用ともに、ノルアドレナリンよりやや強く、全ての受容体に同程度作用する。

  主な作用 主な部位
α1受容体 血管平滑筋収縮
血糖値上昇
瞳孔散大
脂肪の分解促進
膀胱括約筋収縮
血管平滑筋
α2受容体 血小板凝集
ノルアドレナリン放出抑制
アセチルコリン放出抑制
インスリン分泌抑制
自律神経系の末梢
β1受容体 心拍数増加(頻脈)
心収縮力増加
脂肪分解増加
レニン分泌増加
心臓
β2受容体 血管拡張
末梢抵抗減少
気管支拡張
肝のグリコーゲン分解促進
グルカゴン分泌増加
気管支・消化管・血管平滑筋

交感神経作動薬一覧

α受容体作動薬 アドレナリン、ノルアドレナリン
α1受容体作動薬 ナファゾリン、フェニレフリン、ミドドリン、メトキサミン
α2受容体作動薬 クロニジン
β受容体作動薬 イソプレナリン
β1受容体作動薬 ドブタミン、ドパミン、デノパミン
β2受容体作動薬 プロカテロール、ツロブテロール、サルブタモール

交感神経遮断薬一覧

α受容体遮断薬 フェントラミン
α1受容体遮断薬 プラゾシン、タムスロシン
β受容体遮断薬 プロプラノロール、チモロール、ピンドロール
β1受容体遮断薬 メトプロロール、アテノロール
α、β受容体遮断薬 ラベタロール

-病態生理

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