メサンギウム細胞とメサンギウム基質

投稿日:2017年10月12日 更新日:

メサンギウム細胞

メサンギウム細胞(mesangial cell)は糸球体毛細血管を支持する特殊な細胞である。糸球体の細胞の30〜40%を占めている。

メサンギウム細胞は糸球体内以外にも糸球体外(遠位尿細管の緻密斑と輸入細動脈の傍糸球体細胞)に存在していることが分かっている。

メサンギウム細胞は毛細血管網の支持組織としての役割以外に貪食作用も持っており、毛細血管の内皮細胞でフィルタリングされた不要物や凝集タンパク質を除去している。

また、アンギオテンシンⅡレセプターも持っていると言われており、実際にアンギオテンシンⅡの刺激で収縮するという研究データもある。

メサンギウム基質

メサンギウム細胞はメサンギウム基質として知られる細胞成分のない基底膜様物質を分泌している。この基質は、メサンギウム細胞を取り囲んでおり、メサンギウム細胞の樹状突起はこの基質を部分的に貫通している。

このメサンギウム基質とメサンギウム細胞を合わせてメサンギウム(mesangium)と呼び、糸球体の毛細血管網の支持組織としてまとめられる。

-腎泌尿器科

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