HLA(ヒト白血球抗原)

投稿日:2017年10月22日 更新日:

HLA(Human Leukocyte Antigen)は、多くの種に存在する主要な組織適合性複合体(MHC)のヒトバージョンである。
いわゆる白血球の血液型と呼ばれることがあるが、現在は白血球以外にも発現する事が分かり、ヒト白血球抗原よりもHLAと呼ばれる頻度が多くなっている。

ヒトは、HL-AやHLA-B、HLA-Cとして知られている3つの主要なMHCクラスI遺伝子を有している。これらの遺伝子から産生されたタンパク(MHC分子)は、ほとんどすべての細胞の表面に存在し、細胞表面上でウイルスや細菌などの外来ペプチドを認識し免疫系に抗原提示を行うことで、感染細胞の自己破壊を誘導する。

赤血球と異なり、このHLAは多くのバリエーションがあることも特徴で、広範囲の外来異物に対応している。およそ100以上の疾患が、HLA遺伝子の異なる対立遺伝子と関連していると言われており、例えばHLA-B27対立遺伝子は、強直性脊椎炎を発症するリスクを増加させることが分かっている。

-免疫学

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