市中感染と院内感染

投稿日:2017年10月3日 更新日:

院内感染

病院内で暴露した起因菌による感染症。来院していない人であれば、入院患者含め付き添い・出入りの業者、病院スタッフなども対象となる。

原因として皮膚や口腔に存在する常在菌の日和見感染や、カテーテルなどの医療器具や医療行為などを介した感染、針刺し事故・ヒヤリハットが考えられる。

院内感染の原因菌としては、MRSAや緑膿菌など薬剤の頻用を背景とした多剤耐性の菌が多く、難治化しやすい傾向があるため、アウトブレイクを未然に予防するための衛生管理(手洗い、手指消毒)が非常に重要である。

市中感染

院内肺炎と対照的に、病院外(通勤途中や繁華街など)で暴露した起因菌による感染を指す。市井(しせい)感染と言うこともある。

原因菌として、レジオネラやインフルエンザ菌、クレブシエラ、マイコプラズマなどが挙げられる。最近は市中感染型の耐性菌も増加しており、欧米では市中感染型MRSAの出現と増加が大きな問題となっている。

-微生物学

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