「病気」と「疾患」

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病気と疾患「病気」とは、具体的な原因や状態を含まず、身体の状態にはなんらかの不調があることを意味する曖昧な概念であり、「疾患」は病気の原因や症状を客観的に説明できるようにした概念である、

例えば、近所の奥さんが、「あそこの旦那さん、肺に病気を持っているんですって」と言ってても、「あそこの旦那さん、肺に疾患を持っているんですって」とは言うの不自然なのは分かるだろう。

「疾患」というのは、医療従事者がある程度病気の原因や状態が定まっている状態で用いるのが正しいため、この場合は「あそこの旦那さん、悪性中皮腫という肺疾患を持っているんですって」と言うことで具体性が増し、「疾患」という用語がより正しく聞こえる。

ちなみに英語では、illnessという単語が「病気」という意味に近く、「疾患」を指す場合はdiseaseを用いる。

illness
a feigned illness「仮病」、illness behavior「病的行動」、mental illness「精神疾患」、bipolar illness「双極性疾患」、illness frequency rate「罹患率」、acute illness「急性」疾患

disease
heart disease「心臓病」、liver disease「肝臓病」、eye disease「眼の病気」、renal disease「腎臓病」、infectious diseases「感染症」、skin disease「皮膚病」、social disease「性病」

こうしてみると、illnessは主体がヒトであるのに対し、diseaseは主体が臓器であるということも分かる。また、これらillnessとdiseaseを包括して用いられる単語がsicknessと考えられている。

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