好中球アルカリフォスファターゼ(NAP)

好中球アルカリフォスファターゼ(NAP)とは、好中球の細胞質や二次顆粒中に存在しており、好中球が異物を貪食する際に用いられる酵素である。リンパ球や単球では陰性となる。

NAPは一般に成熟した好中球の中に見出されるため、真性赤血球増加症(PV)、本態性血小板増加症(ET)、原発性骨髄線維症(PM)など成熟した白血球が増加する病状においてNAPスコアは上昇する。

反対に、慢性骨髄性白血病(CML)、発作性夜間血色素尿症(PNH)、急性骨髄性白血病(AML)などの未熟な幼若白血球が増加する病状においてはNAPスコアは異常低値を示すことがある。

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