胎便

投稿日:2017年11月19日 更新日:

胎便とは胎内および出生時に飲み込んだ羊水や腸管の分泌物、胆汁色素、脂肪、コレステリン結晶などからなる暗緑色の粘調な、通常無菌、無臭の便である。

通常は、生後12時間以内、遅くとも2〜3日以内くらいに排出される。しかし、胎児機能不全(NRFS)などにより胎児が羊水中に胎便を排出した場合は、胎児が出生時にそれを肺に吸い込んでしまうことがあり、新生児の呼吸困難をきたす。これを胎便吸引症候群(MAS)という。

羊水混濁などにより、胎便吸引症候群が疑われた場合は、口腔内や咽頭、鼻腔における胎便の除去を行い、さらに気管内チューブを留置し、気道内の清掃を速やかに行う。また、心拍数が低下している場合は、酸素投与あるいは人工換気を実施する。

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