子宮腺筋症の症状、診断、治療

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子宮腺筋症の症状、診断、治療子宮腺筋症とは、子宮内膜が異所性に子宮の筋層にびまん性に発生し、増殖する疾患である。その発症は40歳代をピークとし、子宮内膜症との合併が多く、不妊症の原因となりうる。

症状は子宮内膜症より強い月経痛と過多月経による貧血、月経終了後の不正出血などをきたす。腫瘍マーカーはCA125が上昇し、MRIで子宮筋層の肥厚とその中の点状の高信号(異所性内膜の出血部)を認める。

子宮腺筋症の症状

子宮摘出時に偶然見つかることも多く、無症状に経過することもある。病巣がある程度広がると、強度の月経痛、過多月経、不正出血などをきたす。腺筋症による疼痛は月経開始時から月経期にかけての激しい骨盤痛を伴い、ときに背部や大腿部にまで拡散することがある。

子宮腺筋症の診断

子宮腺筋症

  • CA125↑↑
  • 超音波断層法:子宮壁の肥厚、高輝度のびまん性均一で高密度のエコー
  • MRI:子宮筋層の肥厚と腺筋症内の点状の高信号(異所性内膜の出血部)を認める。

子宮腺筋症の治療

現在、唯一の根治的治療法は腹腔鏡下単純子宮全摘術であるが、患者が挙児希望の場合は、薬物療法が第一選択となる。保存的治療を望む場合は子宮内膜症と同じ薬物療法(ダナゾールやGnRHアゴニストなど)に順じ、過多月経に伴う鉄欠乏性貧血を呈する場合は鉄剤を投与する。

-産婦人科

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