AIDS指標疾患23種とその覚え方(ゴロ)

投稿日:2017年12月6日 更新日:

厚生労働省が定めるエイズ発症の基準となる23の合併症一覧。スクリーニング抗体検査(ELISA、PAなど)、HIV確認検査(ウエスタンブロット法、RT-PCR)でともに陽性と診断されHIV感染症の患者の中で以下の指標疾患を1つ以上認める場合後天性免疫不全症候群(AIDS)とされる。

真菌症

  • 1.カンジダ症
  • 2.クリプトコッカス症
  • 3.ニューモシスチス肺炎
  • 4.コクシジオイデス症
  • 5.ヒストプラズマ症
  • 原虫症

  • 6.トキソプラズマ脳症
  • 7.クリプトスポリジウム症
  • 8.イソスポラ症
  • 細菌感染症

  • 9.非結核性抗酸菌症
  • 10.化膿性細菌感染症
  • 11.サルモネラ菌血症
  • 12.活動性結核(肺結核または肺外結核)
  • ウイルス感染症

  • 13.サイトメガロウイルス感染症
  • 14.単純ヘルペスウイルス感染症
  • 15.進行性多巣性白質脳症
  • 腫瘍

  • 16.カポジ肉腫
  • 17.原発性脳リンパ腫
  • 18.非Hodgkinリンパ腫(a:大細胞型・免疫芽球型 b:Burkitt型)
  • 19.浸潤性子宮頸癌
  • その他

  • 20.反復性肺炎
  • 21.リンパ性間質性肺炎/肺リンパ過形成:LIP/PLH complex(13歳未満)
  • 22.HIV脳症(認知症または亜急性脳炎)
  • 23.HIV消耗症候群(全身衰弱またはスリム病)
  • 覚え方(ゴロ)

    ゴロ「カンニングの結果退場、入試繰り下がり、真っ暗のう
    →「カン(カンジダ)ニング(カポジ肉腫)の結果(結核)退場(帯状疱疹)、入試(ニューモシスチス肺炎)繰り(クリプトコッカス髄膜炎)下がり(サイトメガロウイルス)、真っ暗(MAC)のう(HIV脳症)」

    このゴロ合わせのいいところはCD4(+)T細胞の減少順に並んでいるところである。

    図:HIV感染症の病状の経過1)

    CD4200以下になりニューモシスチス肺炎が見られてきたあたりから、HIV合併症の頻度が増加する。50を切るとサイトメガロウイルス感染症、非定型抗酸菌症、悪性リンパ腫などの日和見感染が見られるようになる。

    -微生物学

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