肺動脈楔入圧(PAWP)

肺動脈楔入圧(Pulmonary artery wedge pressure;PAWP)とは、左心房圧(LAP)、左室拡張終期圧(LVEDP)と同値を反映した肺毛細血管の静水圧のことである。

Swan-Ganzカテーテルを内頸静脈や鎖骨下静脈、大腿静脈、尺側皮静脈などから挿入し、肺の小動脈枝へ進め、バルーンを膨らませ、右心室圧を遮断することで示される。

正常の平均圧は2〜12mmHgである。僧帽弁狭窄症(MS)など左房に圧負荷を示す疾患で高値を示す。22mHgを超えると肺水腫の出現を認める。

PAWP↑ 僧帽弁狭窄症(MS)、僧帽弁閉鎖不全症(MR)、心室中隔欠損症(VSD)、動脈管開存症(PDA)
PAWP↓ 出血性ショック、熱傷、脱水
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