MCV、MCH、MCHC(赤血球恒数)

投稿日:2018年1月28日 更新日:

MCV(平均赤血球容積)

MCVとは、Mean Corpuscular Volumeの略で、血液中の単位赤血球容積の平均値を表す。80fL(フェムトリットル)以下を小球性、101fl以上を大球性、その間(80〜100)を正球性と分類している。

MCVは、ヘマトクリット(Ht:血液に占める赤血球の割合)を赤血球数(RBC:単位体積に占める血液中の赤血球の数)で割ることで求めることができる。

たとえば、Htが40%、RBCが4.00(×106/μL)とすれば、MCVは100fLと求まる。

MCH(平均赤血球ヘモグロビン素量)

MCHとは、Mean Corpuscular Hemoglobinの略で、単位赤血球あたりに含まれるヘモグロビン量の平均値を表す。28~32pgが基準値とされている。ただし、次に述べるMCHCと臨床的意義は同じであり、MCHの計算式まで覚える必要はないかと思われる。

MCHは、ヘモグロビン値(Hb)を赤血球数(RBC:単位体積に占める血液中の赤血球の数)で割ることで求めることができる。

つまり、Hbが10.0(g/dl)、RBCが4.00(×106/μL)とすれば、MCHは25pgと求まる。

MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)

MCHCとは、Mean Corpuscular Hemoglobin Concentrationの略で、1Ht(赤血球を寄せ集めたときの1マス分)あたりに何gヘモグロビンが含まれているかを表す。31〜36%が基準値であるが、この値が基準値内であれば正色素性、低ければ低色素性と表現される。

MCHCは、ヘモグロビン値(Hb)をヘマトクリット(Ht:血液に占める赤血球の割合)で割ることで求めることができる。

つまり、Hbが10.0(g/dl)、Htが40%とすれば、MCHCは25g/dLと求まり、低色素性と分類される。

-血液科

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