Beck三徴

Beck三徴とは心タンポナーデで見られる中心静脈圧(CVP)↑、心音↓、血圧↓の3つの状態を指します。心タンポナーデでは、様々な原因で心膜液が貯留し、心臓に拡張障害が生じ、右心系のうっ滞が顕著になることで、右心不全徴候(頸静脈怒張、肝腫大など)が見られます。

また、左心系の前負荷も低下するため、心拍出量が低下し、血圧が下がります。心嚢液の貯留によって、心音が胸壁に届くまでに減弱し、聴診で聞こえにくくなります。

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