一次妄想と二次妄想

投稿日:2017年12月17日 更新日:

妄想とは、病的な原因からいだく、間違った推論でできた、外界の現実に対する誤った確信のことである。確信が異常に強固であるため、論理的に説明しても訂正されないものである。

第三者に理解できない一次妄想と第三者にも理解できる二次妄想である。

一次妄想の種類

妄想気分 なんとなく不気味で大変なことが起こりそうと感じる。「この世の終わりが来る。」(世界没落体験)
妄想着想 突然あり得ない考えが浮かびそれを確信する。「家の中に監視カメラがつけられている。」
妄想知覚 知覚したものに対して特別な意味づけをする。「天気が悪いから、明日父親が死ぬ気がする。」
関係妄想 関係ないことがきっかけとなり、あり得ない考えが浮かぶ。「前の人が咳をしているのは私が嫌いだからだ。」

一次妄想は基本的には統合失調症で見られる。その他、症状性精神疾患や中毒性精神障害でも見られることがある。

二次妄想の種類

誇大妄想 躁状態で見られる自分の立場・能力を超えた内容を自信をもって考えること。「自分はいずれ総理大臣になる人間である。」
微小妄想 うつ病で見られる何事も自分が悪いと悲観的に捉えること。また貧困を憂う。「お金がなくてどうにもなりません。」
嫉妬妄想 アルコール性精神障害で見られ、愛情や地位、名誉をめぐって他者に対して異常な嫉妬心を増幅させること。

-精神科

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