白血病の染色体転座のゴロまとめ

臨床現場でよく用いられる骨髄系白血病や悪性リンパ腫の染色体異常の情報をゴロでまとめました。国家試験でも頻出ですので、覚えておくと役に立ちます。

分化型骨髄芽球性白血病(M2):t(8;21)

覚え方:むっつりなハニー→むっつり(M2)なハニー(8番と21番)

M2では、20〜40%に染色体異常t(8;21)が見られます。

前骨髄球性白血病(M3):t(15;17)

覚え方:まさか良い子いない→まさか(M3)良い子(15番)いない(17番)

M3ではt(15;17)の染色体異常が95%以上の症例で見られます。アズール顆粒のある異常な前骨髄球の増殖や、Auel小体の束をもつfaggot cellが特徴的です。
前骨髄球性白血病(M3)

骨髄単球性白血病(M4):inv(16)

覚え方:42=16

M4は単球系細胞の異常増殖が起きた白血病で、inv(16),t(16;16)転座が代表的な遺伝子異常として見られます。

慢性骨髄性白血病(CML):t(9;22)

覚え方:国に帰ろう、フィラデルフィアへ→国に(9番と22番)帰ろう、フィラデルフィアへ(Ph染色体)

CMLは造血幹細胞にt(9;22)の染色体転座が生じ、BCR/ABL1融合遺伝子が形成され発症する骨髄増殖性腫瘍です。通常より短い22番染色体をフィラデルフィア(Ph)染色体と呼びます。Ph染色体は急性リンパ性白血病(ALL)でも見られます。
慢性骨髄性白血病(CML)

濾胞性リンパ腫:t(14;18)

覚え方:ほろ酔いで、いい酔い→ほろ酔い(逆さに読むとろほう)で、いい酔い(14番と18番)

濾胞性リンパ腫は低悪性群のB細胞性腫瘍です。染色体異常t(14;18)によるBCL2蛋白の異常発現が見られます。

マントル細胞リンパ腫:t(11;14)

覚え方:いい石は、マントル層に→いい石(11番と14番)で、マントル層に

マントル細胞リンパ腫はNon-Hodkinの20%を占める中悪性群のB細胞性腫瘍です。染色体異常(11;14)によるcyclin D1の過剰発現が見られます。

Burkittリンパ腫:t(8;14)

覚え方:バキッとで、はいよー→バキッと(Burkitt)で、はいよー(8番と14番)

Burkittリンパ腫は高悪性度リンパ腫に分類されるB細胞性腫瘍で、EBV感染の関連が知られています。染色体異常t(8;14)が見られます。

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