麻薬と覚せい剤

投稿日:2017年4月23日 更新日:

麻薬

麻薬は脳内麻薬(エンドルフィン)と同じ作用を有し、オピオイド受容体と結合し、痛みを緩和させる。

ただし、他の医薬品と異なり、麻薬処方箋、診療録、残液廃棄、保管は法で定めるものに従う必要がある。

麻薬取扱者は、都道府県知事から麻薬施用者免許(医師、歯科医師)、麻薬管理者免許(医師、歯科医師、薬剤師)を受ける。看護師には、この免許取得資格はない。

麻薬の種類

アヘンアルカロイド類 アヘン、モルヒネ塩酸薬、コデインリン酸塩
合成麻薬 ペネジン塩酸薬、フェンタニルクエン酸薬、オキシコドン
コカアルカロイド類 コカイン塩酸薬、コカ葉
その他 LSD25(幻覚催起物質、ケタミン)

覚せい剤

アンフェタミンやメタンフェタミンなどの覚せい剤は、脳内報酬系としても知られる、中脳の腹側被蓋野から大脳皮質と辺縁系に投射するドパミン作動性ニューロンのシナプス前終末からのドパミン放出の再取り込みを阻害する。これにより、体内のドパミンが大量に上昇し、覚醒作用や快楽に繋がる。

覚せい剤の取り扱いには、必ず都道府県知事から覚せい剤施用機関指定を受ける必要がある。覚せい剤の原料となる塩酸エフェドリン、塩酸メチルエフェドリンも対象となります。

解けますか?

[su_tabs][su_tab title="問題"]精神作用物質と離脱症状の組み合わせで正しいのを3つ選べ。(107回A20)

a.アヘン - 縮瞳
b.アルコール - 発汗
c.抗不安薬 - 不眠
d.ニコチン - 食欲低下
e.メタンフェタミン - 疲労感
[/su_tab]
[su_tab title="答え"]
a.誤。アヘン(モルヒネ)の離脱症状は散瞳。
b.正。アルコール離脱症状では発汗や振戦・不眠などをみる。
c.正。抗不安薬は大脳辺縁系を抑制し、催眠作用を示す。ゆえに離脱症状により、逆に不眠となる。
d.誤。ニコチンの離脱症状では食欲亢進。(タバコをやめると食欲Up?)
e 正しい。覚せい剤を使用していると疲労を感じにくくなる。つまり離脱症状により、疲労感。
[/su_tab]
[/su_tabs]

これ一本で、基礎から国試対策まで。

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