骨粗鬆症をきたす疾患

投稿日:2017年10月14日 更新日:

骨粗鬆症をきたす疾患骨粗鬆症(英:osteoporosis)は加齢や病気などが原因で、骨量の低下をきたしたものである。骨粗鬆症を患った患者は軽度のストレスで前腕や腰椎を骨折し、高齢者の骨折原因としても骨粗鬆症が最も多いとされている。

一般に前腕の骨が最も折れやすく、骨折が起きるまで自覚症状が認められないこともある。

続発性骨粗鬆症の病態は、骨の産生が低下しているか、あるいは骨の吸収が亢進しているかが考えられる。

骨の産生が低下している場合

骨の産生が低下する要因には加齢によるものと、Cushing症候群などでグルココルチコイドの産生が亢進している二次性の場合が考えられる。副腎から産生されるグルココルチコイドには骨の形成を阻害し、また小腸からのカルシウム吸収を抑制する作用などがある。

したがって、同様の理由でステロイド使用も骨粗鬆症を悪化させる可能性がある(ステロイド性骨粗鬆症)。また、アルコールの過剰摂取により骨芽細胞の機能が障害され、骨形成が低下する可能性もある。

骨の産生が低下している場合

次に、骨吸収が亢進している場合としては、ホルモン異常が主に原因として考えられる。

たとえば副甲状腺機能亢進症では、パラトルモン(PTH)の産生が亢進し、血中Ca濃度を上げるために骨吸収が促進される。また、胃切除後VitDの吸収障害が起きれば、代償的にパラトルモン(PTH)の産生が亢進する可能性がある。

骨吸収が亢進する例としては他にも以下の病気がある。

  • 性腺機能不全症:アンドロゲンの低下による骨吸収↑
  • 原発性胆汁性肝硬変(PBC):肝硬変に伴うVitD3不足
  • 関節リウマチ:炎症性サイトカインによる骨吸収↑
  • 寝たきり、宇宙空間への滞在:骨への力学的負荷の減少

喫煙は骨粗鬆症のリスクを高める

喫煙は男女両方において体内のエストロゲンの量を低下させると言われている。特に女性の場合は閉経による卵巣の萎縮からもともと高齢になるとエストロゲンの量が低下する傾向にあるため、喫煙は骨粗鬆症をより悪化させる可能性が高い。

またタバコに含まれるニコチンが直接的に骨に毒性を持っていることや、腸でのVitDの妨げる作用なども確認されている。

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