吸気で心拍数が上がり、呼気で心拍数が下がる理由

投稿日:2017年1月5日 更新日:

吸気とは、息を吸い肺に空気を入れること、呼気とは息を吐き肺の空気を吐き出すことをいう。

このとき吸気では横隔膜が下に下がり胸腔内圧が下がるため、それだけ末梢との圧較差が大きくなり、心臓に血液が返りやすくなるため静脈還流量が上昇する。
よって、心臓の前負荷が上昇するため、一回拍出量が大きくなり、心拍数も同時に上がる。

反対に呼気の場合は、横隔膜が上に上がり胸腔内圧が上昇するため、今度は静脈還流量が下がり、一回拍出量が低下し、心拍数が下がるというわけである。

緊張時に深呼吸を行うといいのは、上述したように息を吐いて心拍数を下げることができるというメカニズムがある。

その他、心拍数が増加する要因

  • 疼痛刺激
  • 運動
  • 薬剤性・・・交感神経刺激薬、Ca拮抗薬など
  • ホルモン・・・サイロキシン、カテコラミンなど
  • 精神興奮・怒り・羞恥
  • 食事

-呼吸器科

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